文化庁長官表彰(2012年11月)

弊社代表取締役 山口敏和(聰太郎)が文化庁長官表彰を受けました。
同表彰は、文化活動に優れた成果を示し、我が国の文化の振興に貢献した個人・団体に対し、その功績をたたえ文化庁長官が表彰するもので、平成元年から行われています。

受賞理由
約40年に亘り文化財の修理に従事した。
昭和62年に静岡県焼津市に文化財専門の修理工房として「山口墨仁堂」を設立し、その後静岡市葵区に移転して現在に至る。装潢技術について、すべての材料、技術や形態に造形が深く、その知識と経験が、現代では非常に貴重なものと評価された。また、伝統的な技術のみならず科学的材料の研究やその復元にも熱意を持って取り組むとともに、後進の指導にも熱意を持って当たっている。災害から文化財を守るための「NPO文化財を守る会」への活動支援も評価された。

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